【ママ鉄・カメラ初心者向け】簡単な鉄道写真講座(目次)
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ようこそ。
鉄道情報満載の当サイトへ、ご訪問ありがとうございます。
各地の鉄道写真を撮り歩いている筆者が、ママ鉄さんや初心者向けに、簡単な写真講座を開設します。
鉄道写真と言っても撮影対象が何であるかなので、鉄道写真だけではなく、ご家族とのスナップ写真にも応用できます。
Contents
カメラの選び方
今の時代は、特にカメラを買わなくても、スマホできれいな写真を取ることが可能です。
そのためカメラメーカーの売上は落ちていますがなくなることはなく、今年のCP+(昔のカメラショー)でも新しいカメラが沢山発表されています。
その理由は、スマホでの撮影には限界があるからです。
例えば、少し遠くのものを撮りたくても、広角系のレンズしか備わっていないので、小さく撮ってトリミングすることになり、画質が悪くなります。
そこで望遠レンズが欲しくなって、カメラを持つことになります。
また、別項でも説明しますが、スマホのレンズは小さいので、ボケ味を活かしたきれいな写真を取ることも苦手で、それもカメラを持つ理由の一つにもなります。
思い出の鉄道との写真を残しませんか?
※思い出に残る鉄道スナップの撮り方や、おススメのスポットを逐次ご紹介します。
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初心者にオススメのカメラ
カメラの種類とセンサーサイズ
今はスマホや携帯電話にもカメラが付いていますので、撮影手段は様々ですね。
でも、スマホのカメラは集合写真や風景を撮る機会が多いことから、広角系のレンズが使われています。
そして、デジタルズームで拡大して、望遠レンズっぽく記録は出来ますが、単純にその部分だけを拡大するだけなので、その部分の画素数しか記録出来ず、粗い写真になってしまいます。
それに対して、コンパクトデジカメは、大量に作られて価格も安いスマホと同じサイズのセンサーに望遠系のズームレンズを備えたものが主流で、中には更に大きい1インチのセンサーに、高級なガラスを使用したレンズを備える、高級コンパクトデジカメもあります。
カメラの主流はフィルム時代は35mmフィルムでした。
一眼レフとは、レフレックス(光を反射する)ミラーが付いていて、ファインダーで画像を確認して、撮影時にはミラーが上下して、フィルムやセンサーに光を当てるものです。
センサーサイズ
一般的なデジカメのセンサーサイズは下図の様になっています。
コンパクトデジカメ
おすすめは、デジカメを最初に発売したカシオでしたが、2018年にデジカメ事業から撤退してしまいましたので、キヤノンかソニーかなぁ?
一眼レフカメラ
現在は、下記のCanon EOSー5DMarkⅢ を使用していますが、デジタルの最初は、Canon EOSーKISS xー3でしたので、初心者にはEOSーKISS xー9 がコンパクトな上に性能も少し前の上位機並みになっており、最新機種xー10よりも値段もこなれているので、オススメです。
ミラーレスカメラ
初心者には、私が使っているPanasonicのLUMIX GF7の後継機GF9です。
GF7の記事はこちらです。
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私が使用しているカメラと、過去に使用したカメラ
プロカメラマンは高価なカメラやレンズを揃えていますが、そのような機材でなくても希望する写真は撮ることが出来ます。
私も色々欲が出て、高価な機材を持ち始めましたが、必ずしもそれが必要ではありません。
現在使用しているカメラ(Canon EOS-5DMarkⅢ、Canon EOS-7D、LUMIX DMC-GF7)
現在使用しているカメラは、メインカメラがCanon EOS-5D MarkⅢ で、レンズは純正の EF 24-105 F4L IS USM で、プロの方も使用されていましたが(現在はMarkⅣを使われています。)、重量は約2kgとちょっと重いです。
望遠撮影はCanon EOS-7D で、レンズは純正のほぼ半額で買える、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG ですが、重量は3kgにもなり、女性にはお勧めできませんが使っちゃいけないわけではありません。
このように、AmazonのカメラリュックのLであれば、レンズを付けたままでも収まるので、ちょうどよい組み合わせだと思っています。
通勤時にいつも、これらの機材を持っていくのはさすがに無理がありますが、以前より通勤途中でスナップ写真を撮影することを日課にしていましたので、現在はミラーレスのLUMIX DMC-GF7 をポケットに入れて(夏場は、ウエストポーチに入れて)、いつでも撮影できるように心がけています。
こちらは、本体が236g、標準ズームレンズ12-32mm f3.5-5.6が70g、35mm換算で200mm相当の
35-100mm f4.0-5.6 が135gと、付属品をつけて全部合わせても500g程度と、35mm一眼レフに比べていかにコンパクトかがわかると思います。
これは、EOS-5DMarkⅢがセンサーサイズが35mmフルサイズの36.0mm✕24.0mm であるのに対し、
EOS-7Dは、APS-Cの23.6mm✕15.8mmと、0.65倍で面積は半分、
DMC-GF7は、PANASONICとOLYMPUSが採用している、フォーサーズといい、17.3mm✕13.0mm で、面積は35mmフルサイズの4分の1、
SONYなどの高級コンパクトデジカメで使用している、Ⅰインチ型は、13.2mm✕8.8mm、
そしてコンパクトデジカメやスマホで使用されているのは、更に小さい1/2.3インチ型で、 6.2mm✕4.6mm となっています。
センサーが小さいと同じ画素数でも1つあたりの光量が当たらないので、感度が低くなる傾向にありますが、それはセンサーの設計次第とも言えます。
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過去に使用したカメラ
最初のデジタル一眼はCanon EOSーKISSxー3でしたが、シャッター音がひ弱な上に電池の持ちが悪くて、EOSー60Dに買い換えましたが、私のように激写しないのであれば、KISSでも綺麗な写真が撮れます。
写真の撮り方の基本
露出(シャッター速度と絞りとISO感度)
カメラにはスマホでも、撮影時の露出を調整するための機構が設けられています。
例えば、下の写真は、上信電鉄に譲渡されたJR107系をiPhone 6S Plusで撮影したものですが、
パソコンで画像データを見ると、
絞り値 f 2.2 、シャッター速度 1/120秒 、ISO感度 ISO-32
となっています。
光の量は、シャッター速度と絞り値で決まり、シャッター速度が早く、絞りの値を大きくする(絞る)と光は少なくなり、暗くなります。
ISO感度は、センサーがどれだけの明るさを感じるかということで、値が大きいほど暗くても明るく記録できます。
低価格のコンパクトデジカメやスマホ以外は、これらのシャッター速度、絞り、ISO感度を変えられるようになっています。
オートでの撮影
カメラでの設定では、フルオート(緑マークなど)やプログラムオート(P)で、標準的な明るさで仕上がるようになっていますが、画像の荒れを抑えるために、感度は低めでシャッター速度も遅目、絞りは開け気味になっており、走っている列車を撮影すると、列車がブレてしまうことが多発します。
シャッター速度優先(Tv)での撮影
鉄道写真では一番多用するのがこのシャッター速度優先モードだと思います。
走っている列車がきちんと止まっているように撮れるのは、シャッター速度が概ね1/250秒よりも早い速度で、時には1/1000秒や1/2000秒という設定をすることもあります。
絞り優先での撮影
搾りというのは、例えば近眼の人が遠くのものを見るときにf11とかf16といった大きな値にします。
まとめ
まずは、今のどんな所が不満で、どんな写真を撮りたいかによって、カメラ選びも設定の仕方も変わってきますので、まずは写真の基礎を知る事から始めることをお勧めします。
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